景品表示法務検定の問題はどのような形式で出題されるのか、
出題範囲や配点はどのようになっているか、
受験のためにどのような勉強をすればよいか、といった問い合わせが数多く寄せられています。
文章の"適否"を問う2択の問題2問が1セットになっていますので、答えの選択肢は、
"適否"、"否適"、"適適"、"否否"の4択になっているものです。
出題範囲は、景品表示法全般です。
消費者庁ウェブサイトに掲載された景品表示法に関する各種の公表資料や景品表示法の概要等を解説した参考書に習熟するとともに、
一般社団法人全国公正取引協議会連合会が実施する景品表示法に関するセミナー、研修会等も活用しつつ、学習を進めることにより、
景品表示法務検定の合格に必要な知識・能力を身につけられると考えられます。
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消費者庁ウェブサイト
景品表示法・公正競争規約
景品表示法、施行令、規則、告示、運用基準等は、当連合会の次のページにリンクをまとめていますのでご参照ください。
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景品表示法とは
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景品表示法関係法令集
※ 令和5年3月に所謂ステルスマーケティング告示が指定されました。施行は10月からですが、本年度の試験には、当該告示に関する問題も追加されますので、
受験される方は、「一般消費者が事業者の表示であることを判別することが困難である表示」の運用基準を熟読されることをお勧めいたします。
これまで受験された方から、公正競争規約を覚えるのが難しいということもお聞きしています。
公正競争規約の概要については、当連合会の次のページが参考にしていただけます。
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公正競争規約とは
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公正取引協議会・公正競争規約一覧
上記のページの中で、全ての公正競争規約が閲覧できますのでそれを順にご覧いただくのが良いかと思います。
規約の数はたくさんありますが、構成はどれもほぼ同じですから、それほど苦にならず読破可能かと思われます。
景品表示法セミナー
令和5年度の景品表示法セミナーでは、景品表示法務検定の概要の説明を行っております。
参考問題の解説も数問ですが掲載しておりますので、受講いただくと、雰囲気がつかめるのではないかと思います。
また、景品表示法と近年の執行状況については、現役の消費者庁の表示対策課長又は担当官による講演がございます。
(景品表示法務検定合格者は、景品表示法セミナーを特別料金で受講できます。
一般15,400円、連合会会員9,900円のところ4,400円
詳細はこちらをご覧ください。)
参考書・過去問
過去問などをまとめた問題集は販売しておりません。
適否を問う2択問題(上記出題例)を意識して、
市販の参考書を読むのが近道ではないかと思われます。
(参考書の例)
a 「景品表示法」(商事法務)
b 「景品表示法の法律相談」(青林書院)
c 「広告宣伝・景品表示に関する法律と実務」(日本加除出版)
d この他、学習するに当たっては「
景品表示法関係法令集」(一般社団法人全国公正取引協議会連合会刊)を適宜参照されることをお勧めします。
同法令集には景品表示法、同施行令等の法令のほか、消費者庁等が発出しているガイドラインなどを収録しています(※最新刊は令和4年版であり、所謂ステルスマーケティング告示は未収録)。